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2020年05月12日 [FAQ]

整骨院と整形外科にはどんな違いがありますか?

最近、体の調子が悪くて痛みを感じることが増えており、なかなか改善されないため整骨院に相談したいと考えています。
しかし、このような症状については整形外科でも扱ってくれると思うのですが、整形外科と整骨院の違いがよくわかっておらず悩んでいます。
一体、整骨院と整形外科にはどういった違いが存在しているのか知っておきたいため教えてください。

回答

整形外科は医療であり整骨院は医療ではありません


街なかには整形外科のクリニックがたくさんある一方で整骨院も多数存在しています。
そして、それぞれが扱っている症状は似ているため、違いがよくわからずに困っているという人がいるかもしれません。
まず、整形外科というのは医学の分野であり、整形外科専門医が在籍していて医療を提供しています。
整形外科の行っているのは医療行為であり、これは医師にしか認められていないことです。
一方、整骨院というのは柔道整復師が在籍している施設であり、国家資格を取得すれば開業できます。
そして、整骨院で行われていることは医療行為ではなく施術と呼ばれており、これは柔整師法によって規定されていて、医療とは別扱いされているのです。
整形外科でも整骨院でも、打撲や捻挫、骨折、脱臼といった症状を扱う点に違いはありません。
整形外科の場合は上記の症状に対して外科的な手段や薬品の投与といった方法で対処します。
一方、整骨院の場合には、整形外科の行うような医療行為は行わず、あくまでも応急的、医療補助的な方法によって症状の回復を図ります。
また、脱臼や骨折については応急的な処置を除いて、整骨院が施術をする場合には医師の同意が必要となります。
したがって、医師の同意を得ずに整骨院が扱える症状とは捻挫や打撲といったもののみです。
実際には整骨院で慢性的な体の痛みについて施術を受けるケースがあり、これはすべて捻挫として取り扱われています。
基本的に軽い症状で自然治癒するようなものについては整骨院で取り扱ってもらえます。
ただし、実際には深刻な怪我が隠されているような状態の場合には、整骨院だけでは対処することが難しく、この場合はきちんと整形外科に相談したほうがよいでしょう。
最終的にあなたが整形外科を訪れるか整骨院を利用するのか決めるのは自己責任となっています。
そのため、自分が悩みを抱えている症状が果たして医療行為で扱うべきものなのか、整骨院の施術で十分なものなのか、よく考えることが大切です。

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