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慢性的に肩こりや腰の痛みに悩まされており、ずっと不快な気持ちが続いていたのですが、鍼灸院で解決できるかもしれないと思い、実際に受診してみようと思ったのですが、鍼灸院を利用したことがなく、ひょっとしたら治療で痛みがあるかもしれないと考えると不安になっています。
そこで、鍼灸院の治療はどのような内容であり、痛みが伴うことがあるのか教えてほしいです。

注射よりも痛みを感じずに治療を受けられます

鍼灸院では鍼治療を受けることができるのですが、鍼を身体に刺すことになるため、ひょっとしたら痛いのではないかと不安に思っている人は少なくなく、躊躇している人がいるかもしれません。
鍼治療において使われている鍼は太さや長さがそれぞれ異なっているのですが、これは治療部位に合わせて鍼を使い分けるからであり、筋肉の浅いところには短い鍼を用い、深いところには長い鍼を用いるようになっているのです。
鍼治療においては当然多少の痛みを感じてしまうことがあるのですが、これは刺すときに生じる痛みと、刺したあとに筋肉の表面や神経に生じる痛みの2種類が存在しています。
そして、鍼治療においては刺したあとの痛みのことを響きと呼んでいて、少し痺れるような感覚に似ていて、響きを与えることによって筋肉の緊張を取り除くことができ、神経が興奮するのを抑えることができるのです。
鍼の刺し方には直接刺す方法と管を通して刺す方法があり、日本では管を使う方法が一般的となっており、こちらのほうが痛みが感じづらくなっているため、あまり痛みが生じることがなく、注射よりも痛みは小さなものといえるでしょう。
また、上手に刺すことができる先生であれば、ほとんど痛みを感じにくくしてくれるため、鍼治療の痛みについてはそれほど心配する必要はなく、安心して受けられるでしょう。
鍼を刺したあとはそのまま放置しておくやり方があり、あるいは鍼を細かく動かして刺激を与えるやり方や鍼に電気を流して刺激を与えるやり方などもあり、それぞれの鍼灸院ごとに治療方針は異なります。
鍼を刺すことによる効果としては鎮痛効果を期待でき、筋肉の炎症を抑えることが可能であり、肩や腰、膝の痛みが気になる人におすすめであり、慢性的な痛みに悩まされているならば、特におすすめです。
ただし、一度鍼治療を受ければそれで十分というわけではなく、効果がなくなり元に戻ってしまう可能性があるため、こまめに通うようにして安定してきたら頻度を減らすようにすればいいでしょう。